- Ghost of Tsushima ( ゴーストオブツシマ )は、武士の道から外れた境井 仁(さかい じん)が、冥府から蘇った「冥人(くろうど)」となり、対馬を敵の手から解き放つ。 期待のオープンワールド時代劇アクションアドベンチャー
- 民のために戦え 名誉を捨てて――対馬を奪い返すためには、身分や立場を問わず、さまざまな島民の力を借りなくてはならない。 たとえ武士の道から外れようと、元軍を倒すために新たな兵術を作り出し、故郷を守り抜け。
- 時代劇さながらの戦いが生み出す興奮――敵に決闘を挑めば、一瞬の刀さばきが勝敗を決する時代劇の果し合いのような迫力ある勝負が行える。弓のスキルを上げて遠距離の敵を次々に仕留めたり、隠密の技を鍛えて姿を隠しながら一人ずつ敵を排除していくことも可能だ。スキルや武器を組み合わせ、地の利も生かして自分だけの兵法を作り出せ。
- オープンワールドで再現される美しい日本――本作では、オープンワールドで描かれた中世日本を自由に探索することができる。広大な自然や集落を巡り、さまざまな人々と出会い、多くの地を訪れながら、日本ならではの美しい風景を見出すことができるだろう。
こんにちは、えぬしいです。
漸くクリアしましたのでレビューをば。
クリアしたのでレビューしてみたいと思います。
サブクエも全クリし、探索系も装備、ステータスにかかわるのは全クリしました。
クリアして・・・
軽くツシマロスが発生しております!!
それほどに素晴らしく、楽しいゲームでした。
サッカーパンチさん、ありがとうぉぉぉ!
本当、素晴らしいゲームでした。
映像美の情報だけが当初先行しており、実際のプレイ感が不安だったのですが、プレイしてみて小一時間もすれば杞憂に終わった事がわかります。
ゲーム開始直後からオープニングに至るまで、あっという間にのめりこんでしまいました!
この記事の目次
1:アクション苦手でも救済あり
自分はアクションゲームが苦手です。
所謂死にゲーなんて、本当無理・・・
ですがこのゴースト・オブ・ツシマは探索でも強化出来るのです!
最初のころなんてもう温泉巡りしまくりですよ!
もちろん成長は有限なのですが、温泉、訓練所、狐、神社と強化要素が色々あるので序盤はそのあたりを行ける限り巡るのも間違いではないと思います。
なにせアクション苦手な自分はパリイ?何それ美味しいの?的な感じなので
成長手段が多いことは本当にうれしい限りです。
この私が難易度ノーマルでクリア出来たのは奇跡・・・w
とは言え序盤はバカみたいに死にましたけどね。。
2:ドラマチックな演出
オープニング付近での剣を抜くシーンを経て、オープニング、ともう開始早々痺れました。
映像美はもちろんのこと、音楽、演出と群を抜いて素晴らしい!
これは当初失礼ながら期待していなかったので嬉しい誤算でした。
何が素晴らしいって和の統一感とでもいうのでしょうか?
ツシマの美麗な和の景色
尺八が奏でる和の音色
時代劇さながらの和の演出
全てが高度なレベルで融合しているんです。
要所要所でのイベントシーンの声優さんたちの演技も素晴らしいですね。
という訳で、数々の演出がプレイヤーをゲームに没頭させていくのです。
3:重厚なストーリー
プレイする前は冥人(くろうど)?何それ?
まーた外人さんが変な日本人像を作ったのかな?
と思っていたのですが、もう御免なさいとしか言えない。
所謂「闇落ち」とでも言うのでしょうか?
正々堂々、武士の誉れを旨に生きてきた仁が誉を捨ててまで冥人になったわけとは?
これがこのゲームの物語のテーマとなっています。
誉では民を守れない
武士の誉れを捨てるというのは、今まで自分を形成してきた全てを捨て去るに等しかったはず。
冥人になった事により物語はまた大きく動くことになるのです。
ネタばれ無しのレビューなので多くは語りませんが、ゲームの最後の最後までかたずをのむ展開が続きますよ。
4:綿密な世界観
外国人の方が持っている日本って、結構ズレてたりしますよね。
中国っぽいのが混ざってたり、なんかヘンテコな日本の映画とか誰しも一度は経験されているのではないでしょうか?
このゴースト・オブ・ツシマは恐ろしいことに、そういった要素がまるでありません!
逆に言えば、日本人以上に日本の事を研究して和の世界観を作り上げているのです。
これには本当に脱帽です。
景色はもとより、村々の風景、言葉遣い、当時の社会形成など、もの凄く丁寧なつくりなのです。
村々の風景も田園があったり、漁師村では魚を干していたり。
場所によっては解体途中のクジラが!
言葉遣いも時代劇でみるような言葉であり、一切の不自然な言葉がありません。
当時の社会を形成している鎌倉や地頭の関係、地頭をとりまく家々の関係など、
単純に日本をオマージュして作りましただけでは到底辿り着けない程のこだわりを感じました。
これはもうアレですよ。
製作者の愛
です。
冗談ではなく、本当に日本への、ゲームへの愛が感じられるのです。
だから私はもうこの言葉しかでてきません。
ありがとう!
と。
さて、散々素晴らしいところを挙げさせていただきましたが、気になるところ?というかもうここまで来たら重箱の隅を楊枝でほじくるようなものなのですが、
今後の要望、改善希望なども述べたいと思います。
5:装備をもっとイジイジしたい!
ゴースト・オブ・ツシマでは剣は強化は出来るものの、変更はできません。
まぁ境家の宝刀なのでまぁそれは仕方ないとして
刀装具、頭防具など多種多様なスキンを手に入れますが、特に効果はないんですよね。
まぁ逆に効果に縛られずに好きなスキンを選択できるのはこれはこれでアリなのかもですが、装備における成長要素が少し低いかな?と。
また後半に入ると既に最大に成長してしまうので、素材集めも意味がなくなっちゃうんですよね。
護符に関しても効果がちょっと分かりにくかったりするので、もう少し具体的にステータスがこうなるよ、とかあれば分かりやすかったかな?
とは言え明確なステータスが見えると世界観壊しかねないのでこれはこれで正解だとは思います。
あとは素材を売買できるけど、もはやこれは空気でした。
もう少し色々売買したり、素材から何か作れたりするとまたカスタマイズの幅が広がったのでは?と思います。
6:ボリューム感が不足?
サブクエはどれも取ってつけたようなお使い系ではなく、それぞれに物語があり、なんとフルボイス!という事で単純作業でないのでサブクエはとても楽しかったです。
とはいえ、サブクエには限りがあり、やりきってしまうと途端にやることが減ってしまいます。
メインクリア後にはもう探索しかする事が残っていなかったりします。
探索も用意している数が決まっているので探索まで終わると本当にやることが無くなってしまい、やりこみ派には少し物足りないのではないでしょうか?
追加クエとは出ないかなぁ。。。
7:操作感やその他気になったところ
ロックオンが無いとかカメラワークが悪いとか言われていますが、まぁ確かになぁと思いますが、逆に思ったほど問題でも無いです。
それよりも、先導してくれている鳥をよく見失ったり、足跡を辿るのにその足跡がよく無からなかったり、どこを調べていいのか分からなかったり、、と細かいところが気になりました。
狐は待っててくれますし、ちょっと見失っても耳澄ましで探知できるのですが、鳥は見失うし、なんだったら壁や建物にめりこんでいく。。
足跡も暗い夜道だと殆ど見えませんw
耳すましモードでウィッチャーみたいに足跡も光ってくれたらいいんですけどね。
後は旅人の装束を着てバイブを頼りに物品を探すも、なかなか分かりにくい。。
と思っていたらバージョン1.06のアップデートで蛍が物品の近くを飛ぶようになったとか。
(知らなかった。。)
という事で5、6、7については不満という不満では無く、どちらかというとこうだったら良かったかも?的な話ですね。
これだけ綿密に作られたゲームなので、製作サイドは検討に検討を重ねた結果こう作りこんだとも思えます。
外国人が日本を舞台にした映画などは多々ありますが、これほどまでに日本らしい舞台を作り上げたサッカーパンチさんには本当に敬服いたします。
最後にもう一度
ありがとう!サッカーパンチさん!
Ghost of Tsushima | ||||
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