こんにちは、えぬしいです。
テイルズ オブ アライズ(PS5版)をクリアしたので感想を。
ちまたでは結構神ゲー扱いされていて、評判も今回かなり良いようですね。
確かに久しぶりのテイルズ、とても楽しかったです!
基本的にはネタバレなしのレビューです。
この記事の目次
シナリオについて
シナリオは良くも悪くもテイルズらしさ満点です。
なんだかんだで世界を救っちゃう系はJRPGの伝統ですね。
ただ、まぁ王道ストーリーと言えば王道ストーリーなので、若干食傷気味ではあります。
普段海外ゲームで殺伐としたシナリオを味わっていると、ちょっと幼い感じもしますね。
音楽について
今回音楽、演出にかなり力が入っています!
常に壮大な音楽が流れていますし、要所要所では歌も流れます。
なつかしのあの曲も!
ただ、道中常に壮大な音楽が流れっぱなしの感じもあるので、メリハリも欲しいところ。
バトルについて
バトルは今までと同様、オートバトルも選択できます。
また、オーバーリミッツやブーストアタックのように爽快感のある攻撃もバンバン出すことが出来ます。
コンボを繋げるのも楽しいので、バトルに関してはかなり熟成された感じがします。
私みたいにアクション苦手マンにはオートやセミオートがあるのはありがたいですね。
また、オートでも手動操作が優先されるので、コンボ繋げたい時だけ操作する、なんてことも可能です。
その他気になったところ
全般通してかなり面白いゲームなのですが、若干気になるところもあります。
JRPGとしてはかなり良いが、JRPGの枠を出ていない
JRPGの良さをこれでもかと凝縮されたテイルズ オブ アライズですが、JRPGの進化していないところも残っています。
その一つが棒立ちのモブ。
みんな似たようなことしか言わないので、もう後半は話しかけることも無くなってしまいました。
シナリオを進めるごとにキャラのセリフが変わるのは中々の手間暇をかけた対応だとは思うのですが、特に大したことはみんな離さないので、モブと話す楽しさは無かったですね。
キャラのグラフィックがイマイチ?
背景のグラや戦闘は美麗でPS5なのでヌルヌル動くのはいいのですが、モブを含め、主要キャラのグラフィックがイマイチ進化していないです。
リアル路線じゃ無いから、と言われればそれまでなのですが。
モーションも、立っているだけのポーズが若干腕が開いた状態でずっと不自然な感じがしました。
突然始まるアニメもテイルズの伝統芸なのですが、こちらはこちらでキャラデザの雰囲気が変わってこれまた違和感がありました。
レベリングがしずらい
強い敵と戦うと経験値が多く入り、弱い敵だと少なくなる形式で、これはまぁよくあるパターンなのですが、これをやっちゃうと結局適正レベルで進まざるを得ないんですよね。
効率を求めちゃうと常にちょっと強い敵と常に戦い続ける事になるので、ちょっと疲れちゃいます。
似たようなマップ、似たような敵、似たような・・・
マップはどこも似たり寄ったりの作りです。
細い道を抜けて広場や部屋に行くと敵orアイテムがあって、、その連続です。
敵も使いまわしが多く、最初から最後まで似たような敵と戦います。
レパートリーが思った以上に少なかったのは残念ですね。
その代わり中ボスっぽいのは割と沢山出てくる感じです。
サブクエが微妙
サブクエは基本討伐依頼が多く、あとはお使いがほとんど。
ワンパターンではあるのですが、まだサブクエによってはスキットが発生したり、スキルが解放されたりするのでまだマシなのかもですが、基本的に長いサブクエは無いのでひたすら数をこなしていく感じです。
スキットが長い
これを否定したらテイルズを全否定してそうだけど・・・
キャラの掛け合いが見れるスキットはテイルズの目玉でもあるのですが、今回は凄いボリュームなんです。
そしてちょいちょい長いので、ゲームプレイのテンポが悪くなってました。
まぁスキットは後で見返しが出来るので、後で纏めて見ればいいのですが。
強い武器はシナリオを進めないと作れない
今回、素材とお金で武器を作るのですが、強い武器の素材は先へ進めないとゲット出来ないので結局は先へ進む必要があります。
レベリングがし辛い点と似ているのですが、例えばドラクエなら町の周りで敵をやっつけてお金を貯めて強い武器をゲット、みたいな事が出来ないのです。
正直、こういうのって楽しさよりもただのストレスなんですよね。
素材からもっとクラフトできる感じならいいのですが、この取ってつけたような武器作成は何なんでしょう。。
その他良かったところ
なんか気なったところばかり書いちゃったのでいいところも!
キャラが個性的でかわいい
主要キャラは6人いて、みんな個性的で好感の持てるキャラばかり!
リンネルチャンカワイイ!
ボリュームたっぷり
今作はボリュームが凄いです。
メインシナリオクリア時で約60時間でした。
その割には中だるみの箇所は無かったのは凄いですね。
まだ色々あったかと思うのですが、総じて凄く楽しかったです!
JRPG好きならまず間違いないと思います。
逆に洋ゲーにどっぷり漬かっている人には物足りないかもしれませんね。
では